内的および外的要因によって引き起こされる肩関節周囲炎
五十肩の原因は多岐にわたります。病因は主に外的要因と内的要因の2種類があります。
1. 内部要因
主な原因は気血の不足です。この症状は主に40代から50代の中高年に多く見られます。この年齢層の人は、虚弱体質、肝腎の精の不足、腱の弱さ、血虚を抱えていることが多く、これらが主に痛みを引き起こします。時間が経つにつれて、腱や脈が緊張し、血液循環が滞り、気血の状態が悪化し、五十肩に繋がりやすくなります。
2. 外部要因
外的要因は肩関節周囲炎の発生と進行に大きな影響を与えます。
1. 急性外傷と慢性的な負担
この疾患は主に40歳以上の中高年に発症します。肩関節の構造的特性上、柔軟性は高いものの安定性は低いため、突然の外傷により肩関節周囲の組織が損傷を受けやすくなります。靭帯や筋肉が局所的に断裂することもあります。また、損傷部位の皮下に体液が漏れ出し、局所的な腫れを引き起こすこともあります。放置すると、過剰な体液貯留により石灰化が起こり、周囲の軟部組織の硬化や局所的な血行障害を引き起こす可能性があります。軟部組織の損傷部位には多数の小さな肉芽組織が形成され、癒着を促進し、症状の悪化につながります。
2. 風、寒さ、湿気の影響
季節の変わり目、肩関節は風、寒さ、湿気などの影響を受けます。これにより、肩関節周辺の経絡が閉塞し、血気不足、気滞が生じ、筋肉の硬直や癒着が生じます。そして、機能低下や機能喪失が、この症状につながることがあります。
3 その他の要因
外傷は鎖骨や上腕骨の骨折を引き起こす可能性があります。整復固定を長期間続けると、肩関節の動きが悪くなり、腱や筋肉の栄養不足、血気の停滞、そして五十肩を引き起こす可能性があります。
肩関節に隣接する臓器も周囲の血行に影響を及ぼし、軟部組織の無菌性炎症を引き起こします。筋肉や靭帯が硬直し、肩関節の可動域が徐々に狭くなり、最終的には軟部組織の癒着が生じて肩関節周囲炎(五十肩)となります。