まず、頸椎症の分類を理解する必要があります。現在、国際的に認められている頸椎症の分類は3種類です。1つ目は単純頸椎症(頸部型頸椎症とも呼ばれます)、2つ目は根性頸椎症、3つ目は脊髄症性頸椎症です。脊髄症性頸椎症は、主に脊髄損傷を特徴とします。一般的な臨床症状には、手足のしびれや筋力低下、運動障害や感覚障害などがあります。3種類の中で最も重篤です。重度の脊髄症性頸椎症は、四肢麻痺や排便機能障害につながる可能性があります。そのため、脊髄症性頸椎症は真剣に受け止める必要があります。臨床的には、頸部型頸椎症と根性頸椎症に対しては、一般的に保存的治療が推奨されています。しかし、脊髄症性頸椎症と診断された場合は、保存的治療は推奨されず、通常はまず外科的介入が提案されます。
五十肩と頸椎症の症状
五十肩と頸椎症はしばしば併発します。頸椎症は五十肩を引き起こす可能性があり、主な原因の一つです。頸椎椎間板ヘルニアが神経を圧迫すると、肩や肩甲骨の筋肉に痛みが生じ、動きが制限され、肩関節の局所的な可動性が低下することで癒着が生じ、五十肩の症状が現れやすくなります。頸椎症を合併した五十肩は、肩の症状に加えて神経症状も呈します。頸椎MRI検査で予備診断が可能です。診察、患者への問診、MRI検査結果に基づき、効果的な鑑別診断を行います。
頸椎症の自己治療法
頸椎症のセルフケアには、日常生活の中での簡単なエクササイズが効果的です。姿勢を変えたり、長時間のデスクワークの後は30分から1時間ごとに休憩を取り、「米粒体操」のように首を動かすなど、様々なエクササイズが効果的です。また、手のひらなど身近なものを使って頸椎の4方向に圧力をかけることで、首の筋肉を強化し、脊椎を安定させ、健康維持に効果的です。